せっかくの新築一戸建てのお風呂だから失敗せずに1回で理想を叶えたいですよね?
「お風呂は男のロマン」と謎の名言(迷言?)を残した旦那と一番モメて大失敗した所がお風呂です。
失敗例を徹底的に回避すれば理想のお風呂を必ず作れます。
・大失敗&成功した点
・不要&必要な電気系オプション
・家族構成が変わっても問題ないサイズ
5年間お風呂を使って結論が出たので私達の失敗からぞんぶんに学んで下さい。
失敗例を徹底的に回避すれば家の中に癒しのオアシスを作る事ができますよ。
目次
新築一戸建てのお風呂でリフォームしたいくらいに失敗した3ヶ所
夫婦の理想を詰めまくった結果、失敗へ導いてしまった点です。
お風呂は毎日入るので癒やされる場所にしたいですよね?
しかし、毎日入るからこそ掃除をしなくてはいけません。私達は理想のお風呂を追い求めるあまりすっかり忘れてしまっていました。
理想も大事ですが失敗しない為にある程度削っていく必要があります。
お風呂場に適さない大きすぎた窓

庭に桜の木があったので見ながら風呂でゆったりするという旦那の理想を叶えましたが、
現実は平日は仕事で疲れているので逆にちゃちゃっとお風呂を済ませてしまいます。
お風呂から庭や坪庭をわざわざ作って眺めたいと思っている人がいると思いますが、
・窓と庭の掃除をきちんとしないと汚らしく見える
・防犯面が心配
という問題が出てきます。
きちんと窓と庭の掃除ができてお風呂の窓の前は絶対に人が入りえない、という状況でしたら大きな窓もありです。
窓は眺めを期待するものではなく換気できる程度の大きさが一番良いです。
最も選んではいけない掃除が面倒な浴槽の色

ズバリ黒色です。
こちらも夫の普通じゃ嫌!という理想を叶えました。
しかし、最初こそ和モダンの我が家にピッタリなお風呂のカラーだと思っていましたがとにかく水あかに悩まされます。
お風呂は白色を強くおすすめします。
オシャレが台無しの水あかだらけの大きすぎる鏡

ちょと高めのホテルのお風呂をイメージしたこれも旦那の理想でした。
こちらも最初こそ綺麗ですが水あかと曇りに悩まされます。画像の通り、5年もしたら無残な姿になります。
鏡は体を洗う正面に1枚あるだけで十分です。
予算やオプションができるようでしたら丸い鏡にして最小にしてもいいですね。
新築一戸建てのお風呂で大成功した2ヶ所
しみじみと大成功だなと思った2ヶ所です。
旦那が譲らなかった透明なドア
実はお風呂を決める時に一番大反対した所です。
・もし娘が生まれたらお風呂のドアがスケスケだと非難が出る
・お風呂の空間と脱衣所の空間を区切りたかった
はい、娘が生まれました。
しかし脱衣所の内鍵を付けたので問題はクリアです。将来的にドアにすりガラス調のフィルムを貼ってもいいです。
透明なドアにしたら洗面台や洗濯機が見えるので生活感があって嫌だなと思っていました。
子供が生まれて首がすわらないうちは、脱衣所にいったん寝かせて先に大人が洗わないといけないので様子がうかがえるので透明なドアで本当に良かったです。
子供がいる、閉塞感を感じたくない人は透明なドアをおすすめします。
スイスイ水がはけるTOTOの「ほっカラリ床」
スイスイ水がはける「ほっカラリ床」は、
・タイルのようなヒヤッとする嫌な冷たさがない
・滑りにくい
・床にクッション性がある
・カビにくい
のでお風呂場の床はTOTO「ほっカラリ床」一択で良いです。
新築一戸建てのお風呂に絶対に設置不要なオプション
電気系のオプションはそれなりに費用がかかりますので、ハウスメーカーにおすすめされて上乗せしていくよりもどんどん削っていって下さい。
カビを心配で1回しか使用できなかったミストサウナ
家を建ててから5年経ちましたが1回使用しただけでお蔵入りになったのでミストサウナは絶対に設置不要です。
ありえないくらい大きいお風呂でミストサウナは超癒される、というCMがだいぶ前にバンバン流れていましたが、
・お風呂全体が水だらけになる
・使用後は水のふき取りが必要
・ミストサウナの稼働音が不快
思い描いていたような癒される空間にはなりませんでした。
何より1坪程度のお風呂でミストサウナを使うと、髪の毛や顔がずぼ濡れになるので不快感がはんぱないです。
新築一戸建てのお風呂に最も必要ないものはミストサウナです。
浴室内テレビ
家族2人くらいだと長々とテレビを見ても問題はありませんが、家族が増えると次々に入らないと終わらないのでテレビを見る機会はありません。
いくら窓を閉めたとしても特に夜は音漏れによりお隣さんから苦情が来る可能性があります。
どうしてもテレビを見たい場合はポータブルテレビで代用できるので、浴室内のテレビは必須オプションではありません。
新築一戸建てのお風呂にお金をさらに積んでも設置必須なオプション
もし浴室暖房と浴室乾燥は標準装備になっていなかったらお金を惜しまずに必ず設置して下さい。
寒い日のお風呂がおっくうにならない浴室暖房
お風呂に入るちょっと前に浴室暖房をつけると寒い日でもおっくうになりません。
子供がいると先に子供の体をふくのでその間パパやママは裸のままです。そんな時でも浴室暖房があれば問題ありません。
何よりも「ヒートショック現象」の予防になります。
「ヒートショック現象」
急激な温度(気温)の変化によって血圧が乱高下したり脈拍が変動すること。日本では年間1万人以上がヒートショックが原因で亡くなっている。
実はヒートショックで亡くなった親戚がいるので命を守るためにも浴室暖房は必須オプションです。
防カビ、暑い日のための浴室乾燥
じめじめとした梅雨の防カビや暑い日ののぼせ対策に浴室乾燥は必要です。
特に子供をお風呂に入れると時間と体力を消耗するので必ず設置して下さい。
新築から家族構成が変わっても問題ないお風呂のサイズ
お風呂のサイズを決める時に新築から10年先程度の家族構成を考えましょう。
・子供
・親の同居や介護
が関わってきますよね。
一番関わってくるのが子供です。親が同時に2人入る事はまずないからです。
子供をお風呂を入れる時一人ずつ入れれば良いと思うでしょうが我先にと子供全員が押し寄せてきます。
そんな時に狭いと洗いずらいし洗った後に洗い場で待たせて順番に体をふいていく事を考えるとサイズは慎重に考えなくてはいけません。
5人までなら1坪で十分です。
予算や間取りに余裕がある場合は1.25坪だとゆったりしてなお良いです。
新築一戸建てのモデルルームやメーカーのショウルームのお風呂は必ずチェックする
1坪と言っても家を建てた事がない人にとってはサイズ感がいまいち分からないと思います。
モデルルームやメーカーのショウルームに行って必ずチェックして下さい。
注意としては、
モデルルームやショウルームは豪華に作られていたり、メーカーが売りたいオプションが盛り込まれています。
私も床に水が自動で流れて掃除してくれる、なんて機能があるお風呂に惑わされそうになりました。
ショウルームに行くのは楽しくてテンションが上がりますが、
・サイズ
・デザイン
・本当に必要なオプションなのか
とにかく冷静になって下さい。
モデルルームやショウルームではサイズ感を知る事を一番に考えて下さい。
【まとめ】新築一戸建てのお風呂は失敗例から学べば必ず成功する。
・防犯や掃除を無視した窓
・水垢が目立つ色のお風呂
・水垢やくもりでオシャレが台無しの鏡
・カビが心配になるミストサウナ
・費用がかさむ浴室内テレビ
理想を詰め込みすぎた結果失敗した数が多くなりましたが、
・掃除のしやすさ
・最小限のオプション
・家族構成に合ったサイズ
を頭に置くと失敗せずに癒されるオアシスを作る事ができます。
お風呂で叶えたい理想を書き出していき、失敗例を学んで引き算をすれば新築一戸建てのお風呂は必ず成功します。