「専業主婦になって毎日がつらい、こんなはずじゃなかった」と思っているところにパートナーからの追い打ち。
「世の中には働きながら家事を器用にこなす母親がたくさんいる!」
「僕と同様に稼いでみなよ!」
八方塞がりでドン底にいるあなたが今のつらい状況から抜け出すために読んで欲しいのが、
「夫の扶養からぬけだしたい」=「ふよぬけ」です。
先ほどのパワーワードは「ふよぬけ」で夫から妻に放たれた言葉です。
夫の扶養から抜け出すくらい働けば解決するよ!という本ではありません。
パートナーへの怒りや憎しみを客観的に見ることができて、
毎日吐くきたくなるようなつらさから抜けだすためにマインドを変えることができます!
目次
「夫の扶養からぬけだしたい」ふよぬけのあらすじ(ネタバレ)

【登場人物】
つとむ⇒ブラック企業勤め
ももこ⇒専業主婦(元漫画家志望)
たると⇒2歳児
「家事と育児をしながら夢を追いかけるのは私には無理だった」
パートは共働きと認めてもらえない
夫はブラック企業勤め、ワンオペ育児、将来のためにお金が必要だとパートに出たところ、
子供の送り迎え、溜まる洗濯物、あっという間にちらかされる家、限界を感じたももこは夫に共働きだから家事は分担をしたいと言ったところ、
つとむ:「今まで総額いくら稼いだ?」
ももこ:「40万円くらい・・・」
つとむ:「たった40万の収入で共働きって堂々と言えんの?」
つとむに生活を支えてもらっているのは事実だから何も言い返せないももこ。
つとむの転勤によりパートを辞めてまた専業主婦に戻った。
社会的信用がない専業主婦に脱げ道がない
専業主婦だから家事を完璧にこなして当たり前、仕事をするより楽、この姿勢をつとむは決して崩さない。
そんなつとむから逃げ出したくなったけど、無収入では家を借りることができない。
「私の社会的信用は夫の上に成り立っている」
「私の一生、このままでいいの?」
ももこは金銭的にも社会的にも自立したいと決意する。
夫に全否定されても前に進むしかない
働こうにも漫画を描くことしか取り柄がない、資格やスキルが無い、たるとが保育園に入れれない。
面接にすらこぎつけることができず焦る毎日。
そんな時に友達から、
「ももこの本当にやりたいことは何?」
「ももこの強みって漫画を描いていた実績だと思うんだけど?」
ももこ:「子育てと両立できないから諦めた」
と考えたけどそれを言ったらおしまいだ、たるとが幼稚園に入るタイミングで再開ができるかもしれないとつとむに話してみた。
「母親なのに何夢見てるの?」
つとむに全否定されても自分には自分の人生がある、前に進むしかない、結果を出さなければ!とももこは決意する。
漫画を描くことが自分の強みだからと言って自由にするのではなく、稼ぐ為にどうしたら良いか悩んで考えてももこは必死で仕事に励んだ。
「夫の扶養からぬけだしたい」ふよぬけの結末
ついに扶養から抜ける201万円に到達した。
そんな時につとむが事故に遭った。
付き添ってくれていたつとむの後輩からつとむの過酷な仕事環境について知らされる。
つとむが家で療養中に目にしたのは、
家事、育児、仕事、用事などを息をつく間もなく動くももこの姿。
つとむは仕事から帰ってきたら部屋がぐちゃぐちゃの状態が心底嫌だったが、片付けてもたるとが一瞬にしてちらかすのも目の当たりにした。
ももこは過去の恨みを晴らすべく、
「私の一日、悠々自適でうらやましい?」と言葉を放つ。
離婚届をつとむに突き付けて、
ももこ:「謝っても私の尊厳を踏みにじるような発言は取り消せない!」
つとむ:「離婚をしたいわけじゃない。協力をしたくても今の会社じゃ不可能なんだ」
「転職して一からやり直そうと思ってる」
ももこ:「あなたが転職してどうなろうが私は仕事を続けるよ」
「働くことは私の自尊心のためでもあるけど、家族のことにもしものことがあった時に力になれる」
つとむ:「僕たちもっと時間を作ろう」
つとむとももこは「お互いのことを知らなさすぎた」とやっと気づくことができた。
「夫の扶養から抜け出したい」
「夫を黙らせたい」
がきっかけだったけどももこは、
「漠然とした不安の中で強くなりたかった」
「自分の生き方に自信を持ちたかった」
【体験談】専業主婦がつらい、、、「ふよぬけ」を読んで変えたいのは夫じゃなく自分!と気づかされた

「ふよぬけ」を読む前
専業主婦だった自分は、
- 夫に依存しないと生きていけない、みじめだ。
- 子育てを夫婦でしたいけど協力をお願いできない、なんでいつも私だけ。
- 私は一体何のために生きているんだろう、涙が出てくる。
「ふよぬけ」を読んだ後
新しいこと(パートなど)をはじめた自分は、
- いつか夫の収入を超えてみたい、目標ができたら前向きになれた!
- 私も家計に貢献している、夫に子育てを手伝ってもらう口実ができた!
- 新しいことをはじめると気持ちがそこへ向かう、無駄に涙を流さなくなった!
「ふよぬけ」を読んで、ももこさんは稼ぎまくってつとむさんにマウントをとればいいのに、
と最初は思っていたけどももこさんも私もそれが目標ではなく、
変えたいのは夫じゃなく自分
ということに気づかされました。
「専業主婦がつらい、、、」と殻に閉じこもる日々に明るい未来があるとは思えません。
今の自分を変えたいと思うならば「ふよぬけ」は本当におすすめの1冊です。
【まとめ】専業主婦がつらいと感じた時に「ふよぬけ」を読めば『なりたい自分』が見つかる
「稼ぎがある夫にマウントをとられてくやしい!」
「専業主婦だから家事や子育てに完璧を求められてつらい!」
「誰にも助けてもらえないから泣きたくなる!」
自分に経済力があるわけでもない、八方塞がりでつらい毎日。
夫からパワーワードを浴びながらも、ももこさんが泥臭く必死にもがく姿を「ふよぬけ」で見て下さい。
必死になったときにはじめて『なりたい自分』がみつかります!
夫が憎い、離婚すら考えたくなる。
専業主婦でつらい、毎日がドン底。
一旦、リセットしてみませんか?