入園、入学のシーズンが終わり子供たちも落ち着いてきた頃ではないでしょうか。
子供はすぐに友達を作ったけど自分は友達ゼロで不安な気持ちになっていませんか?
ママ友ゼロで焦りや不安を感じているあなたに子供の年齢=ママ友0人の私がお悩みを解決します。
ママ友がどうしても欲しかった。
初めての子育てで、精神的にも肉体的にも疲れていました。
「誰かと話したい、子育ての悩みを打ち明けたい。ママ友が欲しい!」
善は急げとボランティアの方が読み聞かせをしたり、おもちゃがあり子供が自由に遊べる「子育て広場」に行きました。
そこで同じ月生まれで同じ女の子を育てるお母さん(ゆうちゃんママ)に出会いました。たった共通点は2つだけですが親近感を覚え、思い切ってラインを教えてもらいました。
「良かった、ママ友なんて簡単にできたし。」
子育てのいろいろな話ができて単純に嬉しかったです。
家に招待してみました。
子育て広場と同じで、マットにお互いの子供を転がしてただただ喋るばかりです。子育ての話を中心にしていました。
あれよあれよと12時が過ぎ子供達のお昼寝タイムに入るので解散。それと同時にどっと疲れが襲ってきました。
と言うのも人が来るとなれば掃除しなければならなくて後回しにしていた窓拭きなどなど、とにかく子供がぐずるのをなだめながら掃除をするのは大変でした。
でもいろいろ話せたし単純に楽しいという気持ちが疲れを上回っていました。
「ママ友っていいな。」
この時の素直な気持ちです。
ちょいちょい嫌な気分になる。
早いような長いような、気づけば子供達は2歳目前まで成長しました。
あれからゆうちゃんママと何度も遊んだのですが、少しずつ少しずつ心につっかかりを残すようになりました。
トイレトレーニング中ですぐにトイレで用が足せるように、来るやいなやズボンを脱がされてパンツのままのゆうちゃんは、娘のお布団でぴょんぴょん跳ねたのにゆうちゃんママはそれを止めませんでした。
私は出先だったらオムツにするし、ましてや人のお布団を踏む事は止めさせます。
夏にプールを出して水遊びをした時にプールを出すのは面倒くさいからプールができて良かったと言われました。
私がプールを出すのが面倒くさくないと思ったのでしょうか。
離乳食が完了したあたりからお昼ご飯を毎回提供するようになりました。
私がお昼ご飯を食べていってって言ったのは後にも先にも1回きりです。
私が第二子を妊娠してすぐにゆうちゃんママも妊娠しました。性別が女の子と告げると、「私は男の子だったの、旦那さんは残念がったんじゃないの?」と言われました。
性別は選べませんし、お腹の赤ちゃんを否定された気分になり悲しくなりました。
一緒にいればいるほどもやもやする事が増えていき、話しが出来て楽しいと感じていた頃が懐かしいとすら思うようになりました。
ママ友が1人から0になった瞬間。
お互いの子供が3歳になり幼稚園に行くようになりました。同じ組の隣の席になりました。
ある日ゆうちゃんママに、「うちの子があきちゃんにゼリーをいつも取られるって言うよ」と笑いながら話ました。
私はすぐにママ友に謝り、娘をしかってやろうと思いました。夫に話すと、
「それは誰が見たの?例えば、たった3歳のあきやゆうちゃんが他の子のおもちゃを取った事が絶対に無いって言える?」
と言ってハッとなり事実確認をしないまま娘をしかろうとした自分を恥ずかしく思いました。
幼稚園に電話をして先生に確認したところ、昼食にゼリーが出た時にゆうちゃんとあきちゃんの席が隣だからあきちゃんは勘違いしてゆうちゃんのを食べてしまった事が一度だけありました、と言われました。
娘は確かに食べてしまいましたがあたかも盗人のように言われた事が決定打となりました。
「ママ友なんていらない。」
私はそっと距離を置くようにしました。とは言っても幼稚園では度々会うので話さないとか無視したりはしていません。距離を置くという事は相手をしいたげる事ではないと考えています。
ゆうちゃんと娘はマラソン大会で手をつないで走るほどの大の仲良しです。自分の友達は自分で作るべきなので私は娘の交友に口は出しません。
ママ友がいないメリット。
●無用なトラブルが起きない。
ただでさえ子育て中はストレスがかかっているのに無用な問題を増やしたくないですよね。
●出費に目をひそめなくて良い。
家に招待したりランチに行くと出費がかさんでいきます。1200円のランチを食べて嫌な気持ちになるのだったら1200円の服を子供に買ったり、自分の好きな本でも買う方が有益です。
それでもママ友が欲しいならば。
情報交換を目的にママ友が欲しいと思う人が多いと思いますが、幼稚園の事なら幼稚園の先生に、病気の事なら医者に、情報が欲しい先に求めれば適切な回答が得られます。
今のところママ友がいなくて困った事はありません。それでもママ友が欲しいと思ったら、
「ママ友」ではなく「友達」を作りましょう。
また会いたいなと思える人が友達です。ママ友と言うスタイルにこだわる必要はありません。
ありがたい事に道端を歩いていると幼稚園が一緒のお母さんが声をかけてくれます。ちょっと立ち話をする程度でママ友とは言えないけど、私にはその距離感が一番合っています。
【まとめ】ママ友0人続行中。
娘が4歳になりママ友いない歴も同じく4年目に突入しましたが、
全く困りません。
だから、ママ友0でも無用に悩まなくていいです。悩む時間はスイーツでも食べる時間にあてて下さい。
また来年、ママ友いない歴が更新されるのかはたまた運命の出会いを果たすのか乞うご期待下さい。